月刊「部落解放」


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2002年7月号 504号

特集●虐殺された行商人―福田村事件の真相

 関東大震災時に、多くの無辜の朝鮮人が殺害されたことは多くの人の知るところである。しかし、利根川河畔の千葉県・福田村の渡し場付近で、売薬行商人一行十五人が自警団に襲われ、幼児を含む九人が殺害された福田村事件はほとんど知られていない。殺されたのは、全員が香川県の被差別部落の人間だった。香川と千葉の連携により、近年ようやく事件の真相が解明されてきた。有事法制が国会に上程されるなか、隠蔽されてきたこの負の史実を白日のものとする今日的意味は大きい。真相解明のきっかけと、香川県の行商についての考察、現地を中心に行われてきた、被害者の心を癒し加害者の重荷を下ろすための困難な取り組みを伝える。

福田・田中村事件が問いかけるもの/石井雍大
行商―香川の部落産業/喜岡 淳
座談会◆一行はなぜ襲われたのか―差別の根底にあるもの/中嶋忠勇/森川武利/濱田 毅/市川正廣

人権擁護法案の抜本修正を求める中央集会
真の人権救済制度の確立をめざして 「歴史・文化・人権」のフィールド・和泉へようこそ―和泉市立人権文化センター人権資料室リニューアル一周年/吉岡隼平
部落差別の有無に関する議論(上)―部落差別を構造的にとらえるために/江嶋修作
ケガレを見直す/上井俊記
竹筬づくり―部落が支えた技術/川元祥一

連載・近代の奈落を歩く22●純水平運動と階級的水平運動―水平線上の赤と黒(中)/宮崎 学
グラビア●虐殺された行商人―福田村事件/橋本 要
グラビア●「見えない手錠」からの解放を―5・23狭山中央集会/橋本 要

水平線●現代“ナショナリズム”の本質/斎藤貴男
人権いろいろ●有事法制は私たちの問題/福島瑞穂
アメリカ・レポート:21世紀の人権運動●体形差別禁止の声の高まり、条例で初の和解も/柏木 宏
太鼓の音●国家より個人が大切/川元祥一
メディアのミレニアム●「人権擁護法案」の現在/菅野良司
IMADRアップデイト●IMADR−JC複合差別プロジェクトの今後
映像フリースペース●白人の男と黒人の女の性―アメリカ映画「チョコレート」/白井佳夫
東京音楽通信●アイヌのステレオタイプから外れて―オキ『ノーワンズ・ランド』/藤田 正
やっぱり今この本を●パパラギのにせものの暮らし/今江祥智
本の紹介
編集後記

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