化学工場やゴミ処理施設が貧しい黒人やインディアンの土地に作られる、アメリカの環境政策。そこでは確実に健康と環境が損われている。アメリカのほぼ全域にわたる土地の実態を追い、闘いを記録した警告の書。
00年刊
〈主な内容 〉
第一部 「環境レイシズム」とは何か
第一章 「環境レイシズム」と社会的弱者
一 アパッチの長老チノの死
二 「環境レイシズム」前史(一九二〇〜一九八〇年代)
三 「環境レイシズム」と経済構造
第二章 「環境レイシズム」現場からの報告
一 がん回廊を行く
二 放射能のゴミに揺れる国境の村
三 レイシズムのショーケース
四 狙われる先住民族
五 「ニグロ地区」をつくった都市計画
六 廃棄物隔離パイロット処理施設(WIPP)
七 覚悟して食うサンフランシスコ湾の汚染魚
八 農薬にさらされるストロベリー・ファームのチカノ労働者
第三章 「環境レイシズム」克服の道
一 ハーレムの環境革命
二 パラダイムの転換
第二部 「環境レイシズム」と闘いの記録
第四章 ウォード・バレーの闘い
第五章 核廃棄物と先住民の叡知
<資料> 「黄金・欲望・虐殺」―ゴールド・ラッシュのもうひとつの歴史