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書籍『知っていますか? 出生前診断一問一答』表紙画像


知っていますか?
出生前診断一問一答

優生思想を問うネットワーク編  定価1000円 
A5判 108頁 ISBN 4-7592-8243-2

生まれる前に胎児の状態を調べる出生前診断にはどのようなものがあり、何が問題なのか、またその背景にある優生思想とは何か、女性と障害者の立場から、わかりやすく説明する。関連年表付き。 03年刊。

〈編集者からのおすすめポイント〉
 昨今のめざましい科学技術の進歩をめぐって、さまざまな分野で、果たしてそれが人間に幸福をもたらすのかどうか、また人間に幸福をもたらすための技術にするための利用ルールとはどのようなものかなど、さまざまな問題提起がなされています。
  本書は、生まれくるいのちを選別できる先端医療技術の利用について、どのような技術がありどのような問題があるのか、そしてそういった技術の利用を支える考え方(優生思想)とは何かを、この問題に初めてふれる方にわかるようにやさしく解説されています。
 編集を担当した「優生思想を問うネットワーク」は、女性と障害者、両者の視点を持って優生思想の問題に取り組もうと1994年に結成された市民グループです。
 本書には、「いのち」について考えさせられる点がたくさんあります。あなたも「いのち」についてあらためて考えてみませんか。


〈主な内容〉
問1 出生前診断にはどういうものがあり、何がわかるのですか?
問2 現代社会では、有害物質や環境悪化など人体への影響が危惧されるわけですから、出生前診断を受けたほうが安心なのではないですか?
問3 出生前診断を受けて胎児の疾病や障害の有無がわかったほうが、治療や生まれてからの準備に役立つのではないですか?
問4 血液検査だけで、胎児の障害の有無がわかる検査があると聞きました。採血だけで簡単にわかるのであれば、検査を受けてもいいのではないでしょうか?
問5 私は遺伝性疾患を持っているので、生まれてくる子のことが心配です。出生前診断を受けたほうがいいのではないでしょうか。
問6 最近、受精卵を調べて障害や遺伝病の有無を検査する方法が話題になっていますが、女性の心身の負担を軽くし、健康な子どもを産めるのなら、問題ないのではないですか?
問7 治療法のない重い障害の場合に限れば、出生前診断は必要なのではないでしょうか?
問8 出生前診断を受けるか受けないか、障害をもって生まれてくるとわかった場合に中絶するかしないかは、妊婦やパートナーが決めることだから、診断自体を問題にしなくてもよいのではないですか?
問9 出生前診断について障害者自身はどう思っているのですか?
問10 出生前診断について、障害をもつ子どもの親たちは、どのように考えているのでしょうか?
問11 そもそも出生前診断の技術は、女性のからだを介して行われるものですが、妊娠・出産・中絶に関する法律はどうなっているのですか?
問12 優生思想という言葉をあまり聞いたことがありません。どういった考え方なのですか。
問13 諸外国で優生思想を国の政策として実施した具体的な事例はあるのですか? 問14 ナチス・ドイツでは、障害や疾病をもつ人たちが大勢殺されたといいます。そのことについて詳しく教えてください。
問15 障害や疾病をもつ人たちに対して行われた断種や不妊手術は、日本ではどのように行われたのですか?
問16 戦前の日本でも、国民優生法という法律があったそうですが、それはどういった内容で、どのような経過で制定されたのですか。
問17 優生思想とは、過去の問題ではないのですか?
問18 では、私たちは、出生前診断や、妊娠、中絶、出産に関する問題について、どう考え、どう取り組んでいけばいいのでしょうか。
・優生保護法・母体保護法と出生前診断をめぐる年表
・さらにくわしく知りたい方のために

 


 

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