私たちの暮らしの中の身近なプライバシー問題を、ドラマと解説部の2部構成で提起しています。人権研修・ワークショップでの活用に最適な、新しいタイプのビデオ教材です。
現代社会では、私たちの個人情報は、行政機関だけではなく民間企業や団体などのいたるところに蓄積されています。個人情報を提供する事で様々なサービスを受け取っている面もありますが、コンピューター技術の進歩にともない、それらの情報が一瞬にして大量に外部へ流出して深刻な人権侵害を引き起こす危険性をはらんでいます。このビデオでは、現代社会においてますます重要性を帯びてきたプライバシーの権利、個人情報保護をテーマに私たちの人権について学びます。
〈主な内容〉
第1部 ドラマ構成による問題提起
ある小さな貿易会社での出来事。取引会社の社員住所録、飲み会などの連絡網作り、訃報、顧客拡大のための賞品応募アンケート、ミスコピー用紙のリサイクル、退職者への身元調査、採用調査、お客様の個人情報等、私たちの日常の風景の中からプライバシー問題を考え、他人の人権に対して鈍感だと、巡り巡って、自分の人権も危うくなる事に気づく。
第2部 CGと資料を使った解説
個人情報とは、氏名・住所・電話番号・年齢などその個人が特定できるすべての情報をいう。プライバシー権は、最初ジャーナリズムによる有名人の私生活の暴露に対して、「そっとしておいてもらう権利」として主張された。情報化社会の今日では「自己情報コントロール権」として認識されている。企業のグローバル化にともないOECDが国際基準を提起、プライバシーの保護原則として確立されてきた。その具体化として、日本でも法整備が進みつつある。