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◆目次
第一章 記憶をめぐる旅
1 アパートに関する記憶/2 私自身に関する記憶/3 高校時代の記憶/4 結婚前後の記憶/5 震災の記憶
第二章 出会いと対決
6 出会い/7 サバイバー、そして彼との出会い/8 対決に向けて/9 弟の証言/10 対決の時/11 母親の証言
第三章 病魔との闘い
12 BOFの発足/13 発病
第四章 回復と誕生
14 突然の訪問/15 個展/16 父親の証言/17 「性的虐待」について/18 誕生
●読者カードより
わたしも虐待を受けて育ち、今、それを認めぬけだしたいと思い、いろいろな本を読んでみたりしたのですが、この本が今までで一番、自分の感情と重なるところがあり、前半は涙が止まらず……最後まで一気に読むことができました。(20代女性)
まず、著者の川平那木さんに「ありがとう」と言いたいです。今わたしは、別のきっかけで発症したパニック発作とうつ病(双極性です)の治療のために心療内科へ通っているのですが、その前からずーっとわたしは自分が恋愛に関しては頭がおかしい?と悩んでいたこと、小さいときにお友だち2人の前で知らないお兄さんにイタズラされたことについて自分でどう気持ちに区切りをつけてよいかわからないままきてしまったことを心療内科の医師に相談し、この本を教えていただきました。1冊の本にこんなに救われるとは思いませんでした。わたしもただ「回復」するのではなく、「進化」しようと決意しました。(30代女性)
40年前の5年間の悪夢のふたが開いてしまいました。ひとり心の中でしまいこんでいたものです。忘れたくても忘れられない過去が川平さんと重なるたびに泣きながら読みました。この本は私の人生の中で愛しい心の友≠ナす。勇気を出して読んでよかったです。生きる力をいただきました。(50代女性)
この本は、凄い内容だと思った。性的虐待など他人事のように思っていたが、被害者がこんなに精神的身体的に深い傷を負って生きていることを知って、言葉を失った。私は教員(小学校)であるが、児童の中にこのような被害にあっている子もいるのだろうか。どうやって助けてあげたらよいのか。そして、根源的なことであるが、性的虐待をなくすためにはどうしたらよいのか。まだまだ私を含め、社会全体が無関心のようにも思う。(50代男性)
これほど過酷な女性史をいまだかつて読んだことはない。既存の倫理観がいかに無価値なものかを思い知った。著者の魂を殺した悪に対する闘志と勇気、さらに鮮烈で格調高い文章にあらためて敬意を捧げる。(元中学教師、現曹洞宗山主、78歳)
教員をしています。担任をしていると、家庭のひどい状態に時々ぶつかり、子どもたちをとてもかわいそうに思うことが多いのです。そして自分の2人の子どもたちのことを考え、私自身が両親に何不自由なく育てられたことを感謝することが多いです。川平さんは周囲の人々に助けられつつ、本当に理性的に克服しつつあるなあと思います。さて、生徒たちにどう対処していくか……難しいです。(50代女性)
★読者カードの掲載をご了解いただいた皆様、ご協力いただきありがとうございました。 また、ご快諾いただきながら小社の都合により掲載が遅れましたことお詫び申し上げます。
たくさんの読書カードをお寄せくださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
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