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自覚と誇り
『大阪の部落史』を読む 近現代

 

  『大阪の部落史』普及版プロジェクト 編

 定価2,000円+税


A5判並製 193頁 

ISBN 4-7592-4220-1

C0036

『大阪の部落史』編纂事業で発掘された近代編・現代編の史料を使いながら、13人の研究者が史料から見えてくる当時の状況や新たに分かった事柄などを30のテーマでわかりやすく解説する。近代社会と部落差別、部落解放運動の諸相がその時代を生きた人物や起こった事件などを通して浮かび上がる。

◆目次

T 近代(1) 近代社会と部落差別
 1.「解放令」の諭告―差別撤廃の法令と差別の現実=北崎豊二
 2. 部落の生業の変化―肉・革を中心に=秋定嘉和
 3. 学校教育への欲求―西浜部落の場合=吉村智博
 4. 芸能を担った人びと―近代初期の差別の変容=中島智枝子
 5. 自由民権運動と差別―森清五郎=北崎豊二
 6. 部落改善の先覚者―森秀次=北崎豊二
 7. 任侠と社会事業―小林佐兵衛=秋定嘉和
 8. 部落問題についての諸潮流―近代初頭の思想と文化=中島智枝子
 9. 部落の「堂班」への思い―近代社会の序列と本願寺=藤本信隆
 10. 大学に図書館を寄付―宗教・教育への思い=藤本信隆
U 近代(2) 解放と融和の道
 11. 部落と町村合併―舳松村と堺市=北崎豊二
 12. 大阪府水平社の創立―女性たちの活躍=久保在久
 13. 多様な大阪府水平社―革命から融和まで=久保在久
 14. 激しく闘われた争議―部落産業と労働運動=久保在久
 15. 「名望家」として、議員として―西浜部落と沼田嘉一郎=吉村智博
 16. 朝鮮皮革株式会社―部落産業の背景にあった朝鮮支配=横山篤夫
 17. 朝鮮人と部落の住民―競合・共生=横山篤夫
 18. 部落解放をめぐる二つの路線―全国水平社と中央融和事業協会=秋定嘉和
 19. 同和奉公会と水平社―融和へいたる道=秋定嘉和
 20. 「国民的」課題に―同和教育、戦前の到達点=伊藤悦子
V 現代 継承と発展と
 21. 差別意識と部落の実態―生き続ける差別=渡辺俊雄
 22. 解放運動を担った組織―青年同盟、解放委員会=渡辺俊雄
 23. 同和事業の展開―戦前の継承と発展=里上龍平
 24. 同和教育の先駆性―内容、方法の創造=赤塚康雄
 25. 変化する自己意識―「自覚と誇り」へ=渡辺俊雄
 26. 就労の変化―高度経済成長がもたらしたもの=石元清英
 27. 「身分と階級」―論争の奥にあったもの=渡辺俊雄
 28. 全国の運動を先取り―糾弾と生活改善の取り組み=溝上 瑛
 29. 「量的発展」と「質的強化」―解放運動の新段階=渡辺俊雄
 30. 自らの思いを記録に―「解放の文化」創造へ=渡辺俊雄

 


 

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