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◆もくじ
第一章 病む人の苦しみ
1 健康は良いこと、では病気は悪いこと?/2 治療のた めに入院していてもつらい/ 3 養生することのつらさ
第二章 精神病者であることのつらさ
1 Aさんの場合/ 2 Bさんの場合/3 感じたことは、本 人にとって事実なのです/4 周囲は、なかなか病状を理 解してくれません/
5 「おかしい」と云われてしまう/ 6 正しいことと思って主張しても、相手にされない(無効化= 差別)/7 「怖い」とか「危険な人」と思われます/
8 精 神科病院への入院は、とても重い体験です/ 9 「家族に 迷惑をかける存在」であること/10 社会の中に参加しづら い
第三章 こころ病む人を支えるコツ
1 精神科の治療の流れ/2 「受容する」ということ/3 「 心配」をキーワードに/4 支える側の心構え−五つのゆと り/ 5 指摘することの/6 「具合悪さへの気づき」と「支 えること」/7 療養生活を支える/8 慢性状態とリハビリ テーションを支える
第四章 病者とつきあうコツ
1 家族の役割、家族への期待/ 2 医療の適切な利用の仕方/3 社会参加への援助のあり方
第五章 日本の精神医療の歴史と現状
1 欧米の簡単な歴史/2 日本の精神障害者処遇の歴史 /3 「精神病者は危険な存在である」という偏見/4 日本 の精神医療の現状
第六章 精神障害者排除の構造
1 偏見、差別に基づく排除/2 遺伝病への偏見/3 「無 能力な人間」としての排除/4 「厄介者」に対する排除/ 5 法による排除
第七章 おわりに ■
1 精神障害者を取り巻く状況の変化/ 2 メンタルヘルス への関心を/あとがき
【著者紹介】
田原明夫 (たはら あきお) 1967年、京都大学医学部卒業。 1969年から10年間、大阪府高槻市の光愛病院に勤務。大阪市内に家族会などが設立した夜間診療所所長や大阪精神病差別と闘う共闘会議議長などを兼務。
京大医学部精神科、京大病院デイケア診療部に勤務しながら、京大医療技術短期大学看護学科の非常勤講師。この間に数カ所の保健所で精神保健嘱託医を兼務。
1992年より新設された京都市立病院精神神経科部長。1995年から京都市立看護短期大学教授を兼務。 2000年より定年退職まで、京都大学医療技術短期大学作業療法学科教授。また、15年間京都府精神保健審査会委員を兼務。
あらゆる職種や家族・当事者にも開かれた学会である日本病院・地域精神医学会の理事を1972年より、副理事長を1988年より、2001年より監事を務める。2005年より日本集団精神療法学会理事長。
2004年より田原メンタルクリニック院長、京都市メンタルヘルス担当嘱託医。
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