解放出版社書籍案内



 


CSRと人権
(CSR=企業の社会的責任)
雇用・職業を中心に

 

 

竹村 毅著

A5判並製 122頁 
定価1,200円+税

 

ISBN978-4-7592-2407-8
C0036

 

 

著者は旧労働省時代、今日の企業にとって部落問題への取り組みの原点である「部落地名総鑑」事件にも取り組んだ、労働と同和・人権問題の専門家である。あらゆる面で地球模の思考と行動が求められる現代、日本企業にとっても必須の国際標準―CSRを、国際的な人権と差別の捉え方に学びつつ解説する。

●もくじ
T 雇用・職業と人権問題  

人権とは
1 抽象的概念として説明されている人権
2 人権をめぐる企業の現状
3 普遍的人権概念の芽生え
4 社会正義から普遍的人権へ
5 「世界人権宣言」と「国際人権規約」
6 人権の特性
7 人権の普遍性と可変性
8 地域や文化による違いとその調整  

人権の内容
1 人権の核心―人間の尊厳
2 「自由」について
3 「平等」ということ
4 人権のその他の柱  

差別とは何か
1 差別の国際的定義
2 差別につながるとして論議されている「区別」
3 差別発現のメカニズム
4 直接差別
5 間接差別
6 差別のその他のタイプ
7 日本における差別への取り組み
8 差別はなぜなくならないのか    

海外で就職差別だと訴えられないために―国際化に対応して
1 米国日系企業と雇用平等 
2 「合理性」基準と「差別禁止」に関する法
3 日本企業による制度的差別
4 国際文書にみる「差別」への取り組み



U CSRで築く人権文化  

「社会的貢献」から「社会的責任」へ
1 社会的貢献とは
2 社会的責任について  

いま、なぜCSRなのか
1 企業の巨大化とCSRというコンセプトの発端
2 企業の不祥事の続発
3 市民意識などの変化
4 グローバル化
5 各分野における構造改革
6 労働者の意識の変化など    

CSRの構成概念
1 CSRの三つの分野
2 SRの分野と課題  

CSRの具体的内容
1 企業市民としての責務
2 ステークホルダーとCSR  

労働分野におけるCSR
1 ILOの三者宣言(1977年)と新宣言(1998年)
2 労働CSRの具体的内容


● 著者略歴
1934年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。労働省に入省後、京都府職業安定課長、大臣官房総務課広報室長、大臣官房参事官(同和・沖縄・助成金担当)、職業安定局高齢・障害者対策部長を歴任。第75〜76回(1988〜89年)ILO総会日本政府代表代理などを務め、1989年退官。(学)産業医科大学専務理事、(財)女性労働協会専務理事を経て、2008年6月現在、(学)産業医科大学顧問、(財)人権教育啓発推進センター評議員、日本IBM(株)人事顧問。編著書に、『入門 企業と部落問題』(解放出版社、1985年)、『同和問題理解のために』(労務行政研究所、1987年)、『高齢者雇用を考える』(雇用問題研究会、2003年)がある。

 


 

新刊案内一覧へ

解放出版社目録のご案内 

HOME

Copyright (C)Buraku Liberation Publishing House Co.,ltd 2001, All Rights Reserved


E-mail

(株)解放出版社
Phone:06-6581-8542(代表) Fax:06-6581-8552
東京営業所: Phone:03-5213-4771(営業) FAX:03-3230-1600