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阿波の
でこまわし



辻本 一英 著



定価1,400円+税
A5判並製 109頁
(内口絵32頁)


ISBN978-4-7592-5211-8
C0039

新年は「でこまわし」が運んできた。三番叟が舞い厄を祓い清め、えびすが家内安全や五穀豊穣、商売繁盛を予祝する。箱廻しの大道芸が、数少ない娯楽の時代に旅興行した「阿波のでこまわし」は、各地にその地の人形座として文化を伝承した。その伝統芸能が一旦消えたのは、なぜか。芸能者と門付けを迎える市民がいて伝承される文化。復活に取り組む著者が二者の関係性を再評価し、消えたいきさつ、復活の道のり、「でこまわし」を写真を多用してわかりやすく説く。口絵「写真でたどる阿波のでこまわし」は、懐かしい貴重なものも含み躍動感あふれる充実の32頁で構成。

◆主なもくじ
写真でたどる阿波のでこまわし   
阿波のでこまわしと私   


【作者紹介】 辻本一英(つじもと・かずひで)
1951年徳島市生まれ。芝原生活文化研究所・資料室代表。NPO法人「ヒューマンネット とくしま」理事長。県立高校講師を経て、財団法人徳島同和対策推進会で啓発業務などに従事する。1998年に退職し、芝原生活文化研究所を設立。現在、徳島県内の多様な被差別民衆の伝統芸能や祝福芸、生産と労働を中心とした生活文化の調査研究に取り組み、門付芸「三番叟まわし」や大道芸の「箱廻し」、祝福芸「芝原えびす舞」などを復活する。また全国各地で人権・同和問題の講演活動を行う。芝原自主夜間学校などを主宰する。

<阿波木偶 箱廻しを復活する会>(代表:中内正子)
被差別民衆の生活文化や伝統芸能を掘り起こす作業のなかで、姿を消した「箱廻し」を復活させようと、1995年に「阿波木偶箱廻しを復活する会」を組織する。「箱廻し」に従事した高齢者からの聞き書き調査や技術の伝承に取り組む。また、全国へ阿淡系(あたんけい)人形芝居の文化を運んだ箱廻しの足跡調査も行う。全国の人権・同和問題啓発イベントでの公演も好評。 2001年NHKドラマ「お登勢」や「東アジア太平洋人形劇フェスティバル」出演 2005年3月 NHKふるさと発ドキュメント「福を届け福を待つ」出演 2006年6月 徳島新聞賞「文化賞」受賞 2007年1月 国立劇場出演 2007年9月 徳島県公式訪問団としてドイツ・ニーダーザクセン州訪問 2007年10月 第22回国民文化祭出演

 


 

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