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●主な目次
ワークショップを始めるにあたって
境界線・解説 ワーク=安心できる距離/わたしのからだよ!/私のイヤなこと/ルールをつくろう!他 所属感・解説 ワーク=よいとこ、もらおう/私が生まれたとき/いろいろな私/私へのメッセージ/自分のよいところを探そう!/友だちのよいところを探そう!/役割を見つけよう1〜2他 感情・解説 ワーク=気持ちいろいろ/感情お面/からだで気持ちをあらわそう/感情の言葉をふやそう!/気持ちをしずめる方法1〜4他 肯定的な力・解説 ワーク=コミュニケーション・スキル/まるごとのメッセージ(話す)/こころをしずめる呼吸法/こんなとき、どうする?他
●著者略歴
田上 時子
NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西理事長。女性や子どもの暴力防止・エンパワメント・男女共同参画社会・メディア・リテラシーなどを専攻。
編著書・訳書に『知っていますか? 子どもの虐待一問一答』『知っていますか? 子どもの性的虐待一問一答』『非暴力をめざすトレーニング・ガイド』(いずれも解放出版社)、『親を楽しむ小さな魔法』『親と子どもの感情BOOK』『子どもの心をしずめる24の方法』など多数。
NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西
女性と子どものエンパワメントを目的に、一人ひとりを大切にする社会の実現をサポートするために、次の事業を通してさまざまな情報とスキルを提供します。
@CAPワークショップ Aスター・ペアレンティング(親学習) B非暴力ワークショップ C性の健康教育 D暴力防止の4つの力 ホームページ http://www.osk.3web.ne.jp/~videodoc
e-mail: videodoc@osk2.3web.ne.jp
●前書きなど
刊行にあたって 2005年、全国で小学校の低学年生が犠牲になる事件が相次ぎ、子どもの安全を脅かす事件が多発しました。 それを受けて翌年、大阪府教育委員会では、すべてのおとなが子どもの安心と安全を守るという取り組みに加えて、子どもの人権尊重の観点にたち、子ども自身が自らの力で自らを守る力を育成し、子どもが暴力の被害者にも加害者にもならないようにすることなどを目的にした「こどもエンパワメント支援事業」を実施することになりました。具体的には、大阪府内の小・中学校の先生方がワークショップをとおして子どもたちに暴力の被害者にも加害者にもならないためのプログラムを開発する事業でした。
私が理事長を務める「特定非営利活動法人 女性と子どものエンパワメント関西」は、提案公募選定を経て、長年子どもへの暴力防止策を提示してきた実績と企画内容が認められ、プログラム開発・研修事業を受託することになりました。
本書は大阪府教育委員会から委託を受けた「こどもエンパワメント支援事業」で開発したプログラムを、実際に先生方に研修し、子どもたちにもワークショップを提供した2年間の体験をもとにつくっています。教師はもちろん親や地域の子どもにかかわるすべてのおとなたちに、広く読んで使ってもらうことを目的に、大きく加筆修正しました。
子どもへの暴力、子どもが暴力の加害者になる事件というのは子どもの問題というより、むしろこんな子どもに誰がしたという「親の問題」であり、またこんな親に誰がしたという「社会の問題」です。
社会問題として、制度やシステムを見直すことはもちろんですが、厳罰だけで事件が減らないのは、歴史を見れば明らかです。社会を変えることと同時に、暴力の被害者にも加害者にもしないためには子どもの何をどう育てればいいのかという視点にたって本書をつくりました。
出版の許諾を快く与えてくださった大阪府教育委員会に対して心より感謝しております。ありがとうございました。 2008年8月 田上時子
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