解放出版社書籍案内



 


差別のカラクリ

 

 

奥田 均 著

 

A5判並製 217頁
定価1700円+税

978-4-7592-1028-6
C0036

 

著者は、現代の<部落問題>理解のパラダイム、新たな解放運動のあり方などに積極かつ大胆に主張を展開。これまで積み上げてきた理論を本書にわかりやすく総合的・体系的にまとめ上げた。今後の解放理論の創造に向けた必読書。

●主な目次
第1章 差別の現実認識の発展
1.部落問題を考える基本的な組み立て
2.「差別の現実に学ぶ」ことの大切さ
3.これまでの差別の現実認識
4.3領域論―戦後の部落差別の現実認識論

第2章 5領域論―差別の現実の全体像にせまる
1.学生たちが発見した部落差別の現実
2.差別の現実認識における第4の領域
3.差別の現実認識における第5の領域
4.「外縁領域」の設定

第3章 5領域論からの提起と差別の現実の検証
1.5領域論からの提起
2.5領域論に沿った差別の現実の検証
3.5領域論を社会的認識へ

第4章 存在論―差別のとらえ方・その1
1.「差別のとらえ方」をなぜ重視するのか
2.「存在論」という差別のとらえ方
3.部落問題における「存在論」

第5章 状態論―差別のとらえ方・その2
1.「状態論」といる差別のとらえ方
2.「状態論」に立脚した取り組みの展開
3.「状態論」に立脚した取り組みの成果
4.「状態論」の限界
5.「存在論」「状態論」と疎外の構造

第6章 関係論―差別のとらえ方・その3
1.「状態論」ではとらえきらない差別の現実との遭遇
2.「違い」への着目から「共通性」への関心へ
3.「関係論」という差別のとらえ方
4.介護保険問題に見る「関係論」の実際
5.デジタル・ディバイド問題に見る「関係論」の実際
6.「関係論」をイメージする

第7章 なぜ部落に矛盾が集中するのか
1.「縦」の悪循環構造―なぜ部落に矛盾が集中するのか(1)
2.「横」の悪循環構造―なぜ部落に矛盾が集中するのか(2)
3.矛盾の集中を加速させる住宅問題

第8章 「関係論」からの提案―部落解放運動の社会貢献
1.小中学校における教科書無償制度の実現
2.奨学金制度の改革
3.就職差別撤廃への歩み
4.地域就労支援事業の創設
5.個人情報の保護

第9章 「関係論」からの発展―新たな差別論の構築
1.差別の機能と発動
2.障害者問題での「社会モデル」と「関係論」
3.「協働」による啓発効果
4.排除と忌避

●著者紹介
近畿大学・人権問題研究所教授。博士(社会学)。
[主な著書]
『部落解放への挑戦――「補償」から「建設」へ』(解放出版社、1994年)
『人権のステージ――夢とロマンの部落解放』(解放出版社、1998年)
『「人権の宝島」冒険――2000年部落問題調査・10の発見』(部落解放・人権研究所、2002年)
『土地差別問題の研究』(解放出版社、2003年)
『土地差別――部落問題を考える』(解放出版社、2006年)
『結婚差別――データで読む現実と課題』(部落解放・人権研究所、2007年)
『見なされる差別――なぜ、部落を避けるのか』(解放出版社、2007年)
『同和行政がきちんとわかるQ&A』(共著、解放出版社、2008年)など

 


 

新刊案内一覧へ

解放出版社目録のご案内 

HOME

Copyright (C)Buraku Liberation Publishing House Co.,ltd 2001, All Rights Reserved


E-mail

(株)解放出版社
Phone:06-6581-8542(代表) Fax:06-6581-8552
東京営業所: Phone:03-5213-4771(営業) FAX:03-3230-1600