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もっと知りたい 部落の歴史

近現代20講

 

朝治武・黒川みどり・吉村智博・渡辺俊雄 著

 

A5判並製 180頁
定価1700円+税

978-4-7592-4055-9
C0021

 

近代平等主義や現代人権主義の中で、それぞれの時代に権力や社会はなぜ部落を忌避・排除しようとしたのか、解放運動はその差別をどのように認識・解決しようとしたのか、近代から今日までを3つに区分し、20のテーマから、その謎に迫る。

●主な目次
近代社会のなかの部落差別
時代を知るための視点 近代国民国家の成立と市民意識の変容―「身分」から「人種」
 第1講 「解放令」は、何をねらいとしていたのか
 第2講 四民平等をかかげる社会に、なぜ部落差別が存在したのか
 第3講 近代社会になって、部落の人びとの生活はどのように変わったか
 第4講 「人種が違う」という偏見は、どのように広まったか
 第5講 近代社会の制度や仕組みは、部落差別とどのように関わっているのか
 第6講 政府は、部落問題にいつからどのように対応したか
 第7講 第一次世界大戦後の社会変化は、部落にどのような影響を与えたか
水平社の時代
時代を知るための視点 水平運動と融和運動の再検討―部落解放運動の歴史的継承
 第8講 全国水平社創立をもたらした思想とは
 第9講 全国水平社は、どのように部落差別を認識したか
 第10講 水平社は他の被抑圧・被差別民衆とどのように関係したか
 第11講 部落民衆は、普通選挙によってどのように政治進出を図ったか
 第12講 昭和恐慌は、部落民衆の生活に何をもたらしたか
 第13講 融和運動は、どのような主張をかかげて活動をおこなったか
 第14講 水平運動・融和運動は、侵略戦争にどのような立場でのぞんだか
戦後の民主化と部落
時代を知るための視点 「差別なき社会」への展望―戦後社会の変貌と部落解放運動の広がりのなかで
 第15講 連合国軍(GHQ)は、部落差別をどのように理解していたか
 第16講 戦後の民主化で、部落に対する意識は変わったのか
 第17講 「貧困」と「劣悪」だけではない、戦後の部落をどう見るか
 第18講 戦後の部落解放運動は、部落差別をどのようにとらえたか
 第19講 戦後、部落差別を撤廃する取り組みの多様な広がりをどのように考えるか
 第20講 「特別措置法」時代を経て、いま何が問われているか

●著者紹介
◆朝治武 大阪人権博物館学芸員。『水平社の原像 部落・差別・解放・運動・組織・人間』(解放出版社、2001年)、『アジア・太平洋戦争と全国水平社』(部落解放・人権研究所、2008年)他。
◆黒川みどり 静岡大学教育学部教員。『異化と同化の間 被差別部落認識の軌跡』(青木書店、1994年)、『つくりかえられる徴 日本近代・被差別部落・マイノリティ』(部落解放・人権研究所、2004年)、「部落問題から問い直される戦後日本」『近現代部落史 再編される差別の構造』(藤野豊・黒川みどり編、有志舎、2009年)他。
◆吉村智博 大阪人権博物館学芸員。「沼田嘉一郎小論」『ヒスとリア』第191号、2004年、「維新変革期の摂州能勢郡下田村」『ヒストリア』第200号、2006年
◆渡辺俊雄 全国部落史研究会運営委員。『現代史のなかの部落問題』(部落解放研究所、1988年)、『部落史がわかる』(部落解放・人権研究所、1998年)、「戦後改革と部落問題」「高度経済成長と部落の変化」『大阪の部落史 10巻 本文編』(同編集委員会編、2009年)

 


 

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