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大阪の部落史
第十巻 本文編

 

 

大阪の部落史委員会編

 

A5判上製函入 463頁
定価12000円+税

978-4-7592-4299-7
C3321

 

「古代」から「現代」(1974年まで)、および「考古」を対象に14章で構成し、既刊の史料編全9巻に収録の史料を中心に、これまでの研究業績を踏まえて大阪府域の被差別民・被差別部落の歴史と諸相を11人の執筆者によって描く。

●主な目次
刊行にあたって 大阪の部落史委員会委員長/上田正昭
凡例
目次
一 古代の被差別民
  1 河内・難波と王宮・墳墓
  2 渡来人と渡来文化
  3 都城と穢悪の制度の確立
  4 行基の活動と仏教的世界観の浸透

二 中世前期の被差別民
  1 中世の法と政治
  2 勧進聖と非人
三 中世後期の被差別民
  1 穢意識の波及
  2 惣と被差別民
  3 地主と商人
  4 本願寺と堺
四 考古学からみた被差別民―古代
  1 部落史と考古学
  2 古墳時代の牛馬(五〜六世紀)
  3 飛鳥・奈良時代の牛馬(七〜八世紀)
  4 平安時代前期の牛馬(九〜一〇世紀)
五 考古学からみた被差別民―中世
  1 部落史と考古学
  2 西ノ辻供御人
  3 牛馬骨をめぐるさまざまな行為
  4 考古学的な課題
六 近世封建社会の成立と被差別民
  1 近世前期における領主の支配政策と被差別民
  2 皮多の役負担・生業と信仰・寺院
  3 四ヶ所「非人」と村方非人番の形成
  4 多様な被差別民とその実態
七 転換期賤民法制と被差別民
  1 畿内被差別民の支配と御用
  2 地域社会の変貌と賤民排除
  3 被差別民の人口動態と生活・信仰
  4 皮多村の生業構造と皮革業
八 弛緩する社会秩序と台頭する被差別民
  1 後期都市大坂・堺の賤民法制
  2 後期地域社会のなかの被差別民
  3 被差別民の多様な生業
  4 被差別民抑圧「国訴」体制の構築
九 考古学からみた被差別民―近世
  1 摂河泉出土の牛馬骨
  2 大坂出土の牛馬骨
  3 堺出土の牛馬骨
十 明治維新と部落
  1 「解放令」の発布
  2 地方行政の変化と町村合併
  3 部落の人びとの生業と生活
  4 自由平権の思想と行動
  5 貧民の救済と部落の改善
十一 大正デモクラシーの時代と部落
  1 大正デモクラシーと部落「改善」
  2 都市問題の発生と社会事業
  3 多様な部落解放運動の胎動
  4 融和体制の再編
十二 恐慌から戦時体制へ
  1 恐慌と部落共同体の変容
  2 水平運動と融和運動の転換
  3 準戦時体制から総力戦体制へ
  4 水平社の消滅と融和新体制
十三 戦後改革と部落問題
  1 戦後の改革と部落の実態
  2 根強い差別意識と自己意識
  3 解放運動の多様な取組み
  4 同和行政と教育・文化の取組み
十四 高度経済成長と部落の変化
  1 変化する実態と運動
  2 解放運動のさまざまな取組み
  3 先駆としての同和行政・教育
  4 ともに歩むために
完結にあたって 大阪の部落史委員会委員長/上田正昭
主な参考文献および府市町村史・史料集一覧
写真・図・表一覧
索引
企画委員、執筆担当、編纂委員会(構成団体)、事務局および編集協力者

 


 

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