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部落・差別の歴史
職能・分業、社会的位置、歴史的性格

 

 

藤沢靖介著

 

四六判上製 421頁
定価2800円+税

978-4-7592-4061-0
C0021

 

前近代の部落と部落差別の歴史を体系的に叙述。近世政治起源説を批判し、差別を「平人」社会形成からの疎外・排除ととらえ、全社会的な歴史過程に位置づける。分業体制における位置を検討し、部落を自律的な集団と把握する。

もくじ


はじめに
第一章 「賤民」、被差別民をとらえ直す―差別された人々の歴史的あり方
第1節 「賤民」の多様なあり方
第2節 芸能民、民間宗教者とその社会的位置
第3節 長吏・かわたとその呼称

第二章 長吏・かわたの仕事と役割をめぐって
第1節 皮作集団の歴史への登場
第2節 斃牛馬処理の意味と社会的仕組み―旦那場・勧進場
第3節 牢番と刑務
第4節 警備・見回りをどう考えるか
第5節 草履・雪踏、履物
第6節 「賤民」の専業と旦那場
第7節 長吏・かわたと農業・年貢、役負担、村
第8節 芸能と長吏・かわた、非人などの関係
第9節 医薬業、竹筬作りなどとの関係の意味
第10節 補論 なぜ生業・分業を問うのか

第三章 近世における「賤民」の社会的位置
第1節 宗教と被差別部落の関係
第2節 地域社会と、被差別部落の集団的性格
第3節 領主支配・政治権力、身分(集団)と身分制度

第四章 部落差別の歴史と性格を考える
第1節 部落差別にどのようにアプローチするか
第2節 「差別」のとらえ方と中世に関する諸説
第3節 近世、地縁的社会の展開と被差別民
第4節 近世中後期の動向―「平人」社会との交流と差別
第5節 近世後末期・近代の胎動と部落差別
第6節 明治期・近代化と部落問題


●著者略歴

藤沢靖介

1942年、東京都生まれ。東日本部落解放研究所副理事長。
1970年ごろから部落解放運動に参画(部落解放同盟東京都連合会足立支部)。
東京部落解放研究会、東日本部落解放研究所、全国部落史研究交流会・全国部落史研究会などに参加し、歴史研究などにたずさわる。
主な著書に『部落の歴史像―東日本から起源と社会的性格を探る』(解放出版社、2001年)、『旦那場―近世被差別民の活動領域』(共著、現代書館、2011年)、
『東日本の被差別部落―現状と課題』(東日本部落解放研究所編、共著、明石書店、1993年)、『東京の被差別部落―実態・歴史・現状』(編著、三一書房、1984年)など。

 


 

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