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かくれスポット大阪

 

 

 

吉村智博 著

 

 

四六判並製 135頁
定価1300円+税

978-4-7592-4222-5
C0025

 

大阪では三郷と称していた時代から、中心地の周縁部にさまざまな被差別民が居住し、警察業務や皮革業、墓所の管理、葬送などをになっていた。
大正期に第二次市域編入が行われると、人口も東京をしのいで名実ともに大都市“大大阪”が姿をあらわす。都市機能が充実し、人びとの生活に繁栄・発展・享楽がもたらされる反面、大都市行政の運営をになうようにして被差別共同体の近接に墓所、火葬場、塵芥処理施設、屠場、避病院、監獄など公共性をもちながらも、賤視される施設が組み込まれていく。
これまで語られてこなかった近世の被差別民の役割と近代における都市機能の関係を、地図・絵図でたどるもうひとつの大阪歴史案内。

もくじ

 

序論 絵図にみる被差別民の世界を歩く

●エリア編●
道頓堀
千日前
日本橋筋
釜ヶ崎
新世界・飛田
百済・平野
北浜・太融寺
天神橋筋
舟場・北野
中津
京橋・大阪城公園

●トピックス編●
食肉文化と屠場
有隣小学校と徳風小学校
四ヵ所と七墓
皮革業と銀行
なにわの塔物語

補論 “大大阪”と被差別民
 1 インナーシティから“大大阪”へ
 2 ディープ・サウス ― 釜ヶ崎と西浜・西成
 3 アトラクティブ・ノース ― 本庄・長柄と舟場
 4 近代大阪と被差別民

コラム なにわ人物伝
@久保田権四郎
A鳥井新治郎
B高倉藤平
C石井十次
D沼田嘉一郎
E新田長次郎



●著者略歴

吉村智博(よしむら ともひろ)

1965年1月 京都市生まれ
1988年3月 立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業
2012年3月 大阪市立大学 博士(創造都市)
 専攻は、近代都市部落史・近代寄せ場史
 現在、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員

[主要著書・論文]
「近代大阪における都市部落の創出」『人権問題研究』12・13合併号、2013年
『近代大阪の部落と寄せ場−都市の周縁社会史』明石書店、2012年
『釜ヶ崎のススメ』(共著)洛北出版、2011年
『大阪の部落史・第10巻<通史編>』(共著)部落解放・人権研究所、2010年
『もっと知りたい 部落の歴史・近現代20講』(共著)解放出版社、2009年

 


 

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