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難民からまなぶ世界と日本

 



山村淳平 著

 

A5判並製 111頁
定価1200円+税

978-4-7592-6339-8
C0036

 

世界の難民は5千万人以上となり過去最多だが、日本はほとんど受け入れていない。その現状や制度の問題点とともに私達の身近で暮らす難民の姿や生活を紹介する。難民はなぜ生まれるのか、「支援」とは何かを考え、学ぶ入門書。

 

◆もくじ

はじめに─足元をみつめる

世界を移動する人びと
 現代の潮流 移民のなかの難民 1945年以降の冷戦期に発生した難民 冷戦終結後に発生した難民 国境は歴史のキズあと
 ほんのひととき…マックス・ヴェーバーって、だれ?

日本の難民不認定制度
 難民条約の成立背景 日本の難民認定法の成立経緯 非正規滞在と難民申請のはざま 国家間の友好度をしめす不認定 有名無実化した制度
 ほんのひととき…難民条約加盟国からの脱退を

非人間的な収容と強制送還
 無期限の全件収容 劣悪な収容環境 密室の暴力 待ちつづける仮放免 ルールをまもらず非国際化
 ほんのひととき…暗闇からの光

日本での暮らし
 国籍・民族ごとのすみわけ 高額な医療費 言葉の壁、文化的な溝
 ほんのひととき…人生の味、トムヤムクン

母親のねがい
 医療と教育の不十分な保障 親の期待
 ほんのひととき…ビルマ人の涙とほほえみ

次世代の声
 ほほえみの国からの少女 国籍をのりこえる青年
 ほんのひととき…第三国定住難民の受け入れ方程式

排除の論理、そのゆくえ
 友好関係の維持 日本国内の均質統制 先進国の受けいれ論理 植民地統治の経験による差 歴史的・地理的な宿命 民族問題としての移民・難民
 ほんのひととき…イムジン河、水きよく

あらたな動き
 イメージによるひずみ 地域にとけこむ難民 日本へのまなざし 予防的支援の実践 支援と支配の関係 改善のきざし
 ほんのひととき…ラブラブの関係

安定と調和の社会
 日本社会にむかえる意識 文化交流による争いの回避 民族コミュニティへの参加 二一世紀の課題
 ほんのひととき…寄せあつめの移民交響楽団

資料@語句および用語の補足説明
資料A本書で取りあげた各国の状況

おわりに

 

●著者略歴

山村淳平(やまむら じゅんぺい)

1955年生まれ。内科医(横浜の診療所勤務)。1990年代にアジアやアフリカで被災民および難民への医療支援をおこなった。2000年から日本の移民・難民の医療にたずさわっている。
編著書 『壁の涙』現代企画室、2007年。DVD版『壁の涙』CTIC、2007年。『難民への旅』現代企画室、2010年。『移民・難民の病(やまい)をふせぐ』CTIC、2012年。

 


 

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