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人権総合学習 つくって知ろう! かわ・皮・革

くつ


 
太田恭治・中島順子・山下美也子 文

中川洋典 絵

 定価2,200円
AB判上製 32頁 ISBN 4-7592-2132-8

何気なくはいている靴。日本にも大昔から革靴があったんだ。なぜ“革”だったのかな? 今は、ほとんど機械でつくられているけれど、全部、手でつくってしまう靴もある。歴史と手縫い靴の技から靴を再発見。工夫して、世界で一つだけの靴をつくってみよう! 03年12月刊。

―編集者からのおすすめのポイント―


足に合った靴に出会うのは、意外と難しいことです。たいていの人が履いている工業化された靴では、妥協が必要です。いわゆる誂えの靴は高級で、一般的には、なかなか縁がありません。また、全部手で縫う靴を作れる職人さんは、今はもう僅かです。その技は驚くばかり。緻密で繊細で力の要る作業が数え切れないぐらい積み重ねられ、縫い上げられていきます。根気のいる、勘と経験の世界です。高価な理由がうなずけます。障害者の靴を作れるのも彼ら職人なんです。その仕事を知ると、靴の意味を考えさせられました。
手縫い靴の技もさることながら、日本の中世に、すでに革靴が存在していたことも驚きでした。いわゆる“沓”です。貴族のそれは想像に易いのですが、武士やマタギ、農民や遊女?が使っていた綱貫は、なるほど納得の知恵と工夫で合理的に作られていました。素材が革であるからこそできることもたくさんありました。

革を使って綱貫を作ることで、子どもに縁遠い革靴と歴史をぐっと身近に引き寄せます。革靴そのものを知ることで、そこに関わる人々に思いを馳せていただければ嬉しいかぎりです。

 


 

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