■■ INKEN◆BOOK◆NEWS
□□ 人権ブックニュース
□□ vol.000
■ □□
□□□
発行 : JINKEN BOOKニュース編集部(2001年7月16日号)
問い合わせ: master@kaihou-s.com
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
--[contents]----------------------------------------------------------------
○特集「ハンセン病訴訟で画期的判決」
○最近出た本
○ホームページ「JINKEN BOOK」更新情報
--[特集]--------------------------------------------------------------------
ハンセン病訴訟で画期的判決
2001年5月11日、涙、涙で肩を抱き合う原告・支援者たち、だれかれとなく握手しながら うれしさをかみしめる弁護士たち、ドッと押し寄せるマスコミ団、熊本地裁前で感動的な光
景がくりひろげられた。
90年に及ぶ強制隔離政策によって人権を侵害されたとして、国に謝罪と賠償を求めて、 ハンセン病元患者が、熊本(西日本訴訟)、東京(東日本訴訟)、岡山(瀬戸内訴訟)の三
地方裁判所に提訴していた「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟で、原告の主張が認め られた画期的な判決が熊本地裁で出された。
裁判では、隔離の必要性、国の法的責任の有無、損害賠償の認定、除斥期間(賠償請 求権の消滅)の適用、について争われていた。
判決は、厚生大臣の職務行為に国家賠償法上の違法性と過失があるとした。また、「ら い予防法」の隔離規定の違憲性が明白になっているのにこれを改廃しなかった点で、国会
議員の立法上の不作為についても、国家賠償法上の違法性、過失を認めた。
損害賠償については、患者の最小限の共通被害を包括して賠償請求の対象とした。除 斥期間については、被害が「らい予防法」廃止時(1996年)まで継続的に発生しており、
人生被害を全体としてとらえて、適用しないとした。
この熊本地裁判決を受けて、原告団、支援者、弁護団、超党派で組織するハンセン病問 題に関する国会議員懇談会などが、国に控訴しないよう求めて果敢な要請行動にとりくん
だ。この間、マスコミも取り上げ、世論もこの取り組みを支持した。
5月23日、小泉首相は控訴断念を発表し、25日、熊本地裁判決は確定した。 ふるさと や家族との絆を絶たれて療養所に強制的に隔離された人々にとっては、失われた人生を
とりもどす長い苦難の道のりであった。判決は、この日を迎えることなく亡くなった人々の 無念にも応えたものだ。
(以上、月刊『部落解放』2001年7月第488号グラビア記事より転載)
--[最近出た本]--------------------------------------------------------------
<<<解放出版社しんかんあんない>>>
●住井すゑの世界 −その生涯と文学−
┌──────────────────────────────┐
住井すゑの文学の原点について娘でジャーナリストの増田れい子が 編著者と対談。戦時下の作品や詳細な年表所収。 └──────────────────────────────┘
前川む一編◆定価1600円 四六判 166頁 http://kaihou-s.com/book_data/5127.htm
●知っていますか? 女性とストレス一問一答 ┌──────────────────────────────┐
ストレスとは何か、どのように起こるか、女性がおかれている状況
やストレスとからだの関係などをやさしく具体的に説明。
└──────────────────────────────┘
友田尋子・安森由美・山崎裕美子著◆定価1000円 A5判 108頁
http://kaihou-s.com/book_data/8236.htm
●部落の21家族−ライフヒストリーからみる生活の変化と課題−
┌──────────────────────────────┐
今日の部落の課題である「低学力」 「職業達成の弱さ」のメカニズム
と、生活・子育ての積極面 を、「生活史調査」により解明を試みた書。
└──────────────────────────────┘
(社)部落解放・人権研究所編◆定価6500円 A5判上製 507頁
http://kaihou-s.com/book_data/0222.htm
●人権の学びを創る−参加型学習の思想−
┌──────────────────────────────┐
参加型学習で部落問題学習のイメージが変わった。 しかし方法論
だけでなく教育思想としての参加型学習について学んでもらいたい。
└──────────────────────────────┘
(社)部落解放・人権研究所編◆定価1800円 四六版 150頁
http://kaihou-s.com/book_data/2330.htm
●知っていますか? 在日韓国・朝鮮人問題一問一答 第2版
┌──────────────────────────────┐
在日韓国・朝鮮人に対する差別がなぜ生じたのか、また今もなおな
ぜ解消されないのかを、歴史の事実をさらに掘り下げ解説する。
└──────────────────────────────┘
梁泰昊(ヤンテホ)・川瀬俊治著◆定価1000円 A5判 128頁
http://kaihou-s.com/book_data/8235.htm
☆本のお問い合わせ、ご購入は下記までお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〒556-0028 大阪市浪速区久保吉1-6-12(大阪本社)
Phone:06-6561-5273 Fax:06-6568-7166
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-9稲垣ビル6F/8F
Phone:03-3291-7586 Fax:03-3293-1706
メールアドレス: hanbai@kaihou-s.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
--[ホームページ更新情報:6月26日]--------------------------------------------
<<<JINKEN BOOK HOME PAGE>>>
●http://kaihou-s.com/
※福島瑞穂の人権いろいろ(「部落解放」連載コラムを転載)
※「ハート」で挑戦! 自己解放への道 第3話
※「部落解放」2001年7月号目次
※「部落解放」バックナンバー一覧をリニューアル!!
--[メルマガ登録・解除]------------------------------------------------------
|